Sponsored link
1. 今どきマーケティングAISASフレームワークとは?
AISASは、消費者行動を理解するためのマーケティングフレームワークです。
AIDMAというマーケティングフレームワークから派生した今どきのフレームワーク。
AIDMAについては、こちらでご紹介しています。

1-1. AISASというフレームワークとは?
AISASは、こちらの5要素から頭文字をとって並べたもの。
- Attention(認知)
- Interest(興味)
- Search(検索)
- Action(行動)
- Share(共有)
これら5要素は、現代のSNS文化、主に”共有する文化”に非常にマッチしたフレームワークとして人気が高まってきました。
AISASは、株式会社電通が提唱したフレームワークであり、ウェブを日常的に利用する消費者の購買に関する心理プロセス(消費者行動)を理解しマーケティングに利用します。
1-2. SNSが盛り上がった2000年代
Facebook, Twitter, InstagramといったSNSは2000年代から2010年代にかけて大きな盛り上がりを見せています。
SNSが、ソーシャルネットワークサービスの略称として使われているのは、ご存知の通り。
そして、SNSで特筆すべきは、共有する文化がウェブ、インターネットに到来したこと。
Twitterでのリツイート、他のSNSでも使われるシェアは、ウェブやインターネットの文化に対して新しい風が取り込まれました。
そしてその結果、人々の消費者行動は大きく変化しました。
1-3. AISASは”共有”を取り込んだフレームワーク
今どきのマーケティングにおいて、“共有”という文化を取り込むことは欠かせません。
身近な人や、憧れの人が「いいね」といっているものは、どんな広告にも勝ります。
そんな”共有”を取り込んだAISASのフレームワークをより細かく理解していきましょう。
2. AISASのそれぞれを理解する
AISASは、さきほどもご紹介した通り、
- Attention(認知)
- Interest(興味)
- Search(検索)
- Action(行動)
- Share(共有)
これら5要素の頭文字をとっています。
2-1. Attention(認知)
AISASのAであるAttention(認知)は、AIDMAと同じく、消費者行動において「認知段階」にあります。
消費者が自ら気づいていないニーズをこのAttention(認知)の段階で気づかせてあげることが重要です。
消費者行動を行ううえで、知ることは欠かせません。
2-2. Interest(興味)
AISASのIであるInterest(興味)も、AIDMAと同じく、消費者行動において「感情段階」とよばれる段階にいます。
消費者は、認知したニーズに対して、Interest(興味)を持ちます。
AIDMAでは、この次のステップをDesire(欲求)としていますが、AISASでは違います。
2-3. Search(検索)
AISASのはじめのSはSearch(検索)です。消費者行動では、「行動段階」に分類されます。
消費者は、気になったものをウェブだけでなく、SNSでもSearch(検索)を開始します。
個人のリアルな声を聞くことができる時代、消費者行動も大きく変化しています。
2-4. Action(行動)
AISASのAであるAction(行動)は、AIDMAと同じく消費者行動において「行動段階」にあります。
消費者は、自らが購買する製品やサービスを決定していきます。
AIDMAでは、このAction(行動)が最終段階と定義されていましたが、AISASでは、さらに一歩先を定義しています。
AISASの最後のSは、Share(共有)です。消費者行動において「行動段階」にあります。
SNS時代において、このShare(共有)は切っても切り離せないものです。
消費者は、Search(検索)で他の消費者から情報を仕入れるだけでなく、自らもShare(共有)し、情報を拡散します。
2-6. AISASからみる消費者行動
AISASでは、AIDMAとは違い、Desire(欲求), Memory(記憶)といったステップを省いています。
これは、衝動買いという消費者行動が近いのではないでしょうか。
そして、AISASでは、単に直列で概念が結びついているわけではなく、次のような流れを作り出しています。
3. AISASからみるSNSマーケティング
今どきマーケティングでは、SNS時代にマッチしたAISASが大きな力を持っています。
そして、今どきマーケティングにはSNSマーケティングという手法があります。
3-1. 企業アカウントは必須?
今どきマーケティングでは、企業もSNSアカウントを保持し、運用を行なっています。
SNSの台頭は、企業と消費者の距離を圧倒的に近くしました。
消費者と密接に関わることができるSNSでは、コミュニケーションをとることもでき、消費者のリアルな声を聞けます。
3-2. SNSにマッチした投稿でファンを獲得
SNSにはそれぞれ違った特徴があります。
Twitterでは堅苦しさがなく、Instagramではインスタ映えといったおしゃれさが求められます。
それぞれのSNSにあったマーケティングを実施することで、消費者は企業のファンとなり、より共有のハードルが低くなります。
3-3. eplothのアカウントもフォローする?
もちろんeplothにもアカウントが存在しています。
eplothでは、”えぷじぃ”というオリジナルキャラを生み出し、アカウントを作成しています。
まだまだ未熟なおじいちゃんですが、頑張ってSNS運用しているので、よかったらフォローお待ちしています。
フォローはこちらから↓
4. まとめ
ここまで、AISASのフレームワークについてご紹介をしてきました。
AISASのフレームワークは、今どきマーケティングに必須のフレームワークです。
AISASを提唱した本「情報大爆発」を含めて、良本がいくつかあるので、ぜひご一読ください。
Sponsored Link